エレベーターの待ち時間
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とあるビルでのお話。
利用者が多いためか、そもそも運転が遅いのか、
なかなかエレベーターがやってこないビルがありました。
利用者はいつもイライラしてエレベーターがやってくるのを
今か今かと待っていました。
なんとかしてくれと苦情が相次ぎ、ビル側はようやく
重い腰をあげました。しかしいかんせんお金がなく、
エレベーターを増やしたり、高速化することは出来ません。
どうやって解決したのか?
目から鱗が3枚くらい落ちたのですが、そのビルのオーナーは
エレベーターを待っている壁に鏡を設置したのだそうです。
すなわち、待っている間に自分の顔や全身を見てもらい、
待ち時間をつぶしてもらう、という策です。
実際たったこれだけで、苦情はピタッとなくなったそうです。
待ち時間というマイナスのものをなくす、という発想から、
待ち時間というマイナスのものをプラスにする、という発想へ。
これ、私の中でハミダシ発想です。拍手。
コメント
コメント一覧 (9)
素晴らしいです。
いろんな制約をプラスにできるような
もの、作りたいですねぇ。
できるかなーオレ。
お。いらっしゃいませ。そっちのブログも見てますよぅ。
というか、見ないで。
そういえばエレベーターの中でも鏡の有る無しで乗っている間の手持ち無沙汰が違いますからね。
クイズ番組で「エレベーターの中の鏡はなんのため?」という出題がありました。
意外と知らない人が多かったです。
僕も知りませんでしたが。
いつもすごくシンプルだと思います。
エレベーターの鏡にそんな狙いがあったとは、私も知りませんでしたよ。
エレベーターの中の鏡の目的
↓
車椅子の人が狭いエレベーターに入ってから方向を変えずにバックして出れるように後ろを見るためです。
なるほど、それは思いつきませんでした。