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とあるビルでのお話。
利用者が多いためか、そもそも運転が遅いのか、
なかなかエレベーターがやってこないビルがありました。

利用者はいつもイライラしてエレベーターがやってくるのを
今か今かと待っていました。

なんとかしてくれと苦情が相次ぎ、ビル側はようやく
重い腰をあげました。しかしいかんせんお金がなく、
エレベーターを増やしたり、高速化することは出来ません。

どうやって解決したのか?

目から鱗が3枚くらい落ちたのですが、そのビルのオーナーは
エレベーターを待っている壁に鏡を設置したのだそうです。

すなわち、待っている間に自分の顔や全身を見てもらい、
待ち時間をつぶしてもらう、という策です。

実際たったこれだけで、苦情はピタッとなくなったそうです。

待ち時間というマイナスのものをなくす、という発想から、
待ち時間というマイナスのものをプラスにする、という発想へ。

これ、私の中でハミダシ発想です。拍手。