いいんだぜ♪
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人生で影響を受けた作家を3人あげろと言われたら間違いなく
らもさんをあげるワタシは、1年前、ホントに心にぽっかり
穴が開いたような気持ちになったことを思い出します。
エッセイもほとんど読んでいたし、ライブにも舞台にも
何回か行きました。
さも自分で考えたような口調で、らもさんのエッセイに
書かれていたことを語った事もあります。
いつかばったり会えるかなぁと思って、
らもさんのいきつけのバーにも通ったりしました。
結局会えずじまいでした。
(わかぎえふには遭遇したんだけど)
本を通して知っていただけなんだけど、いつも
心のどこかにらもさんが居たような気がします。
亡くなって一週間ほどして、そのバーを
訪れると、おかまのマスターがいつもの
笑顔で迎えてくれました。
「あーら、ヨッシーちゃん久しぶり~(おかま言葉)!」
らもさんが出所して、家に帰る前にまず寄ったという
そのバーのマスターも、やっぱり強がっているようで、
ひとしきり店が落ち着き、二人っきりになった時に、
そっとらもさんに乾杯しました。
天国でも飲んでるのかなぁ。
歌でも歌いながら。
「いいんだぜ」 作詞作曲 中島らも
♪
いいんだぜ いいんだぜ いいんだぜ
君がドメクラでも ドチンバでも 小児マヒでも
どんなカタワでも
いいんだぜ いいんだぜ いいんだぜ
君が鬱病で 分裂で 脅迫観念症で
どんなキチガイでも
いいんだぜ いいんだぜ いいんだぜ
君がクラミジアで ヘルペスで 梅毒で
エイズでも
おれはやってやるぜ なでてあげる
なめてあげる ブチ込んでやるぜ
君がいいヤツで だからダメなヤツで
自分が何をしたいのか 全然わからなくても
いいんだぜ いいんだぜ いいんだぜ
君が黒んぼでも 北朝鮮でも
イラク人でも 宇宙人でも
いいんだぜ
おれはいいんだぜ
HEY,BROTHER&SISTER
君はどうだい
♪
こんなに「優しい歌」を、僕は知らない。