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2005年09月

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映画とは、隠すこと・省く事である。
と言ったのは誰だったかなぁ。

初めて映画を作ったときに
「説明が多すぎる!」という批判を受けた事がありましたが、
「Hello Horizon」も水戸短編映像祭で、
「分かりやすすぎて観客に考える余地がない」という意見をいただきました。

これ、私の永遠の悩みです。

私は、「分かってもらえる人だけに分かってもらえるような映画」
ではなく「100人観たら100人がちゃんと分かる映画」を撮りたいと思ってます。

そうするためには、こちらが意図するところを誤解なく
伝えるために「分かりやすさ」の程度を上げていかなくてはなりません。

「ちょっと説明臭いなぁ、でも分からない人もいるかなぁ。」と。

でも、往々にしてその程度の下げ方は大幅で、そこまで下げなくても
いいんじゃない?というところに落ち着かせてしまいます。

「観客をバカにしてる。」と言われた事もありました。
難しいもんです・・・。

水戸短編映像祭で、初めてちゃんとした審査員の方に
意見をいただいたのですが、実はそれらを参考にして、
再編集してみようかなと悩んでいます。

自分的にも気になるところがやっぱりあるし。

「Hello Horizon」はまだまだ進化を遂げます!



公式サイトはこちら↓
http://www.hellohorizon.com/

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犬を飼いました。
といっても、マンション暮らしの私が、
生身の犬を飼える訳もなく、今流行りのNINTENDOGSです。
http://www.nintendo.co.jp/ds/adgj/

犬を飼育するゲームなんですが、これがなかなか面白いの!
毎日、朝起きては餌をあげて散歩させて、
グリグリお腹をこすってます。

NINTENDO DSには声を認識する機能が付いており、
名前を呼ぶと振り返ったり、
「お手!」と言うとちゃんと「お手」をしてくれて、
部屋で一人、「お手!」「おすわり!」と吠えて
愛犬をしつけています。

このゲームには通信機能が付いており、
町を出歩く時にゲームのスイッチをオンにしていると、
見知らぬ誰かと通信することが出来るらしいんです。

ぶっちゃけて言うと、
「わー。かわいいワンちゃんですね。名前なんて言うんですか?」
みたいな公道での会話をゲームで楽しみたい!すなわち、
「犬を介した異性との出会いをしてみたい!」
という不純な動機でやり始めたのですが、
そんなことよりも育成に夢中になりつつある、今日この頃です。

昔、獣医をしている女性と付き合って、
「あんたも動物の気持ちが分からないとあかん!」
と言われハムスターを飼ったのですが、
3日で死なしてしまい、それ以来動物はトラウマ気味でした。
これならなんとかやっていけそうです。





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水戸短編映画祭に参加してきました。
http://mitotanpen.jp/competition.html

411本の応募作品の中から選ばれた最終ノミネート10本が
上映され、その日にグランプリなどが発表されるという形の映画祭
だったのですが、私が監督した自主映画「Hello Horizon」が
見事に最終ノミネートに入っており、
「水戸に旋風を巻き起こしてやるか!」
と意気揚々と水戸に乗り込んでやりました。


で、結果は・・・







見事に無冠!!(;'Д`)

しょんぼり・・・
ヨッシーしょんぼり・・・

まぁ、ちゃんとした映画祭は初めてで、
いろんな講評もいただいたし、参考にして
またがんばりますよ。

映画祭の後のパーティで個別に聞いた審査員講評↓

「キモチいい話だし、役者とかすごいよかったんだけどねぇ。
小さくまとまってしまった感じ。」
石井聰亙(映画監督)

「君のテーマはいいんだけれども、すごく普遍的で
たくさんの人が取り組んでいることだから、その中で
目立とうとすると、よっぽど新しい事をしなくちゃならないよ。」
佐々木史朗(映画プロデューサー)

「テーマの割りに、話が長い!3分の2にしなさい。」
澤本嘉光(CMプランナー)

「人をハッピーな気持ちにさせるいい映画なんだけど、
新しい世界観、価値観の創造がない。でも、観客が選ぶ
賞があるならば、間違いなく賞は獲れてると思うよ。」
宮台真司(社会学者)

などなど。
特に宮台さんには、いろいろ貴重な意見をいただきました。
「君の演出には、何箇所か映画理論上の禁じ手がある!」
とかね。一応私の映画を推してくれてたらしく、
タダのエロ親父だと思っていたが好感度アップ!

いろいろ勉強になった、いい映画祭でした。



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私、数学検定2級です。

数学検定って知ってますでしょうか?
いわば英語検定の数学版なんですが、
私、理学部数学科という非常にマニアックな学科を
卒業しており、そのくせ現在は広告のコピーを考えたり
映画を作ったり、思いっきり文系なコトをしてまして、
去年自分の数学力を再確認したくなり、受験しに行きました。

2級ってそれほどすごい訳ではなく、
英検2級程度の難しさなんですが、久々に数学に触れて、
「あぁ。やっぱり自分は数学が好きなんだなぁ」と感じました。
数学って楽しいぃー!

もう一度数学をやってみようと思ったのにはきっかけがあり、
東大理学部卒のCMプランナーで、
現在は慶應義塾大学の教授である佐藤雅彦氏
(「バザールでござーる」や「ポリンキー」、「だんご3兄弟」の作者)
が、CMプランナー時代もひたすら数学だけはやり続けていた
という文章を読んだからです。

「忙しいCM企画業務の合間を縫って、日々数学をやっていた。
理由は分からないが、とにかく数学だけはやり続けなければ
ならないと感じていた。
そこには人生の真実があるような気がしていたから。」

ハッとしました。

好きなクリエイターとしてまず佐藤雅彦さんを挙げる私としては、
一つの方向性を示されたような気がしたのです。

昔は数学大好きだったなー。
模試で全国7番取ったことあったなー。(←これ自慢)
秋山仁になりたくて、その師匠のゼミに入ろうとしたなー。
(↑結局、断られた)

自分の中で、数学という哲学への情熱がフツフツと
巻き上がってきたので、ただいま再勉強中です。

とりあえず11月に準1級を受けてきます!





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とにかくたくさんの人に映画を観てもらいたい。
その一念だけで、ハロホラは出せる限りの映画祭に出品してます。

3月末に完成して、それからいろんな映画祭に応募してたのですが、
そろそろあちらこちらから結果が届き始めています。

で、本日もある映画祭からご連絡をいただきました。

パンパカパーン!

第6回宝塚映画祭コンペティション部門正式ノミネート決定!
うほーい。
http://www.takarazukaeiga.com/index.htm

10月30日(日)に開かれるコンペティション部門で
上映され当日グランプリなどの各種賞が発表されるという形式の映画祭です。
あはん。楽しみぃ。

審査員は映画監督の大森一樹などそうそうたるメンバーが揃っております。
くぴょ。

ここでは発表してなかったですが、
第2回成城大学主催映画祭という映画祭にも
正式ノミネートされており、
出品した映画祭で、審査員が選んで選出するという形式のものの
中では結果が来てる4つに全て入選、4戦4勝のノミネート率100%なんです。

我ながらスゲー!

飛ぶ鳥を落とす勢いでインディーズ界を席巻している「ハロホラ」ですが、
ノミネートに留まらずちゃんと受賞まで行けるのか?が課題です。
来週の水戸短編映画祭でまず試されてくるさぁ!



ハロホラ公式サイトはこちら↓
http://www.hellohorizon.com/

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先週の話になりますが、泉大津フェニックスの
「OTODAMA」という野外ロックフェスティバルに
行ってきました。

出演者は、奥田民生やYUKI、UA、サンボマスターなど
そうそうたるメンバー。

埋立地を会場にしているので、360度空空空の
すごーい環境で、一日音楽に打ちひしがれてきたのですが、
サンボマスターのライブを見ながら一つ思いました。

ロックって、いつから不細工な人たちのものになったんやろう?

私が中学生だった頃はロックと言えば、
X JAPANとかBOOWYとかLUNA SEAとか、
カッコいい人のものだったような気がします。

何を持ってロックとするかは置いておいて、
今ロックを声高に叫んでいる人たちって、
全般的に童貞臭のする不細工君が多いような気がするのは
気のせい?

サンボマスター、くるり、銀杏ボーイズ、氣志團・・・など。
アジカンとかも結構もてない君の匂いするし。
あ、元NUMBER GIRLの向井秀徳とかも!

モテナイというのは、それだけでエネルギーになるのかも。
きっかけは誰辺りだったんだろ??


あ、ともあれサンボマスターのライブは最高でした。
「ロックっつうのはね、命の放射なんすよ!!!」





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9月11日。本日は選挙の日です!

一国民として投票には行く予定ですが、
最近はそれよりももっと大事な投票の準備に追われています。

そう、10月1日から開始される
インディーズムービーフェスティバルの本選投票です。

詳しくはこちら↓
http://www.the-indies.com/

ぶっちゃけ、宣伝の力がかなりランキングに響いてくるので、
見てもらうことの仕掛け作りというのがすごく重要だと
思うのですが、幸いにして広告会社で働いている私は
宣伝のプロなんで、いろいろ対策を練っております。

で、その一環としてすすめていたチラシがついに刷り上りました。
その数なんと2万枚!

いやー。ちょっと2万枚という数字をなめてましたよ。
ダンボール10箱!

置くところがないので玄関に置いてますが、
カニ歩きしなくちゃ入れないくらいの勢いです。

実はこのチラシ、印刷会社に勤める友人が
無料で刷ってくれたもんなんです。

2万枚なんて、普通に刷ったらそれなりのお金が掛かりますよ。
本当に感謝感謝です。

印刷もそうですが、公式サイトやチラシデザインなど
全てその道のプロの方々に、ボランティアで協力してもらって
プロジェクトは進んでいます。

私に出来る恩返しと言えば、この映画をもっともっと
広めていって、世の中に認めてもらうことぐらいしかないんだけど、
少なくとも協力してもらったみんなに
「関われて楽しかった」と思ってもらえるように、
今日も、面白い事を考えるのだ。


Hello Horizon公式サイトはこちら↓
http://www.hellohorizon.com/

nanoなの!

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308d1fbf.jpg

iPod nanoが発売となった。
http://www.apple.com/jp/ipodnano/

つうかいつもアップルはいきなりなのね。
プレス発表と同時に販売開始。

いや、すぐ買えて嬉しいんだけどさ。
心の準備ってもんがあるでしょう。

いきなり舌レロレロ入れてきちゃーだめ!みたいな。

薄いし、軽いし、たくさん入るしで
いいことづくめなんだけど、
今回ヨッシー的にググッと心をつかんだのが
パーソナライズサービス。

あのつるっつるのボディに好きなメッセージを
刻印できるっつうサービスが付いてるんですよ。
初期限定?

さて、これで悩んだのよ。
いつも肌身離さず持つかもしれないアイテムに
なんと文字を印すのか?
ある意味、自分の(自分への?)キャッチフレーズ。

延々と考えているうちに購入のタイミングを
失ってしまった・・・。
いや、だいたい考えたんだけどね。

さて、質問です。
いつも自分が持っているアイテムに、
あなたなら何と言葉を記します?

たっくさんコメントが来たらヨッシーの答えを
教えましょう!






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流行ってるよねバトン。
あれやこれやいろんなバトン。
ずっと横目で見てたよバトン。
でも誰も渡してくれないよバトン。
なんでだろうと思ってたよバトン。

で、ついに回ってきたよバトン。

リーディングバトン。バトンデビューです!
書くよ書きますよバトン!

ちなみに好きな監督はティム・バートン。
「チャーリーとチョコレート工場」チェキラッチョ!

Q1.持っている本の冊数
えーっと、200冊位すかねぇ?
  
Q2.今読みかけの本or読む予定の本
西洋と東洋の違いをジャンケンから解く!
「ジャンケン文明論」。途中で終わってる~!

Q3.最後に買った本  
「夕凪の街。桜の国」
ってこれ漫画なんですけどいいんでしょうか?

Q4.特別な思い入れのある本、心に残った本五冊

1.「家出のすすめ」寺山修司著
2.「ロートレック荘事件」筒井康隆著
3.「僕に踏まれた町と僕が踏まれた町」中島らも著
5.「これが私の優しさです」谷川俊太郎著
5.「夜のピクニック」恩田陸著
  
Q5.次にバトンを回す人5人
きよかずくん、高橋靖くん、りょうくん、けいたくん、デカくん。
よろちく!



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毎月1日は映画の日!

ということで映画を見ようとお昼過ぎから
関西ウォーカーを「むむむ・・・。」と睨んでおり、
「妖怪大戦争」か?はたまた「皇帝ペンギン」か?
などと散々迷った挙句、結局未見であった「スターウォーズ」を
観に行くことにしました。

いやー。完全に乗り遅れた感がありますが、よかった!
なかなか楽しめましたよ。

中途半端に映画制作とかやってると、
「これってどうやって撮るんやろ?」とか
言う事についつい目が言ってしまいますが、
あそこまでやられるとそんなことも一切考えずに
見れることが出来ますなー。いやーすごい!

結構有名なんで知ってる人もいるかもしれませんが、
「やる気のないダースベイダーのテーマ」という
曲がかなりツボにはまったので、紹介します。

http://www.geneon-ent.co.jp/music/sounddata/ukulele/gncl1029_07.asx

あ~。癒される~。

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