分かりやすさとの葛藤
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と言ったのは誰だったかなぁ。
初めて映画を作ったときに
「説明が多すぎる!」という批判を受けた事がありましたが、
「Hello Horizon」も水戸短編映像祭で、
「分かりやすすぎて観客に考える余地がない」という意見をいただきました。
これ、私の永遠の悩みです。
私は、「分かってもらえる人だけに分かってもらえるような映画」
ではなく「100人観たら100人がちゃんと分かる映画」を撮りたいと思ってます。
そうするためには、こちらが意図するところを誤解なく
伝えるために「分かりやすさ」の程度を上げていかなくてはなりません。
「ちょっと説明臭いなぁ、でも分からない人もいるかなぁ。」と。
でも、往々にしてその程度の下げ方は大幅で、そこまで下げなくても
いいんじゃない?というところに落ち着かせてしまいます。
「観客をバカにしてる。」と言われた事もありました。
難しいもんです・・・。
水戸短編映像祭で、初めてちゃんとした審査員の方に
意見をいただいたのですが、実はそれらを参考にして、
再編集してみようかなと悩んでいます。
自分的にも気になるところがやっぱりあるし。
「Hello Horizon」はまだまだ進化を遂げます!
公式サイトはこちら↓
http://www.hellohorizon.com/