ゼロ・グラビティという隕石
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そろそろ今年観た映画のベスト10でも決めたいところだが、
12月になって恐ろしいディープインパクトがやってきた。
各所で話題のアルフォンソ・キュアロン「ゼロ・グラビティ」なわけだが、
もうこれは今年の、どころか21世紀の大傑作だな。
「見たことない」が、ほぼ全編。
キュアロンのデビュー作「天国の口、終りの楽園。」は
マイフェイバリットムービーのかなり上位の一つなんですが、
前作の「トゥモローワールド」しかり、この監督は
徹底して「生きる」ことに向き合っていてる気がします。
ああ、「天国〜」の終盤の切なさ足るや!
(未見の人は人生の何割か損してるんでぜひ!)
映像美ばかりが注目を浴びていますがシンプルな脚本も良かったと思います。
ちょいとネタバレになりますが、サンドラ・ブロックが
地球と交信するシーンとかなかなか印象的ですね。
その裏側を描いたスピンオフムービーもよかった!
賞賛しだすとキリがないので敢えていちゃもんつけるなら、
明らかに物理法則的におかしいところありましたね。
ジョージ・クルーニーが遠くにいっちゃうところ。
あれ、いったん止まってるから、手を離したって飛んでかないよね?違う?
「ゼロ・グラビティ」オススメです!
あ、こっちはマイケル・ジャクソンのゼロ・グラビティです↓